はじまりは、お腹いたい。
こんばんは。まめとらです(ӦvӦ。)
今日は息子が中学生になったばかりの頃のおはなしです。
不安と期待で胸がいっぱいのなか、始まった中学校生活。
慣れない制服、慣れない学校環境、放課後の部活。
毎日クタクタになって帰ってきて、夕ご飯もあまり食べずに部屋に入る。
それでも翌日朝ごはんはちゃんと食べると言って、
ご飯、おかず、味のりを頬張って慌ただしく家を出るε”ε”ε”ε(ノ´・д・)ノ
息子との会話も減り、以前のようにはならないと分かっていたつもりでしたが、
やっぱり少し寂しさを感じていました( ´・ω・`)
ある日、学校から帰ってきた息子はいつになく不機嫌オーラを発し
「食欲ない」と夕ご飯を食べませんでした。
疲れているだけなのか、何かあったのか、色々思う所はありましたが
詮索されるのが何よりも嫌だと思い、そっとしていました。
身体が慣れるまでの辛抱かなとも思っていました |壁| •ω• ` )
その頃から時々「お腹いたい。」と言って布団から出てこない日がありました。
以前から、心配事があるとお腹を壊しやすかったので、
新しい生活の疲れもあるかなと思い、そういう時は学校は休みました。
私が仕事から帰って部屋を覗くと、YouTubeみながら大爆笑してるので、
まめ「お腹もう大丈夫なの?(・ω・`;)」
息子「うん、もう平気。朝痛かっただけ( 'ω')」
そして翌日は普段どおり「行ってきます」と言って登校する。
こんなやり取りが週1回から、少しずつ頻度が増えてきました。
土曜日に部活がある日も腹痛を訴えトイレにこもる。
部活も休むことが増え、これはただお腹の調子が悪いだけではないと
おかあちゃん不安になりました…(。ω。;)
まめ「ちょっと最近お腹痛いっていうのが多いけども、学校で何かやなことでもあったの?」
息子「・・・・・」
まめ「中学生になって、いろいろ大変だとは思うけど、何か困っていることがあるなら言わなきゃわからないよ?」
息子「・・・・・・・・・・」
まめ「誰かに嫌なことされたの?」
息子「・・・ちがう」
まめ「じゃぁどしたのよ( ´・ω・`)」
息子「・・・・・・ない」
まめ「え?」
息子「・・・自分に、自信が持てない・・・ウワァァ----。゚(゚´Д`゚)゚。----ァァァン!!」
まめ「・・・( ゚д゚)(絶句)」
張り詰めた糸が突然プツンと切れたように息子は大号泣しました。
息子がこんなに大泣きしている姿を見たのは…
とある事件が起きた小学1年生の時以来かもしれない。
(その時の出来事はまたいつか)
おかあちゃん、息子の姿に驚きすぎて
なんて声をかければいいのか分からず、
頭をなでて抱きしめるくらいしか出来なくて、落ち着くのを待ちました。
少しずつ息子が話してくれた内容は、
部活でちょっとミスしたら怒鳴られて、非難された
未経験から入った息子には少し厳しすぎる環境だったのかもしれません。
「どうしてうちの子ばかりひどいことを!!」なんて思いませんでした。
我が子が一番かわいいですが、だからといって頭ごなしに周囲が悪いと怒るような人間ではありません。
同じ1年生の経験者の子たちでもミスして怒られても励まし合って頑張っていた姿を友達のママさんたちから聞いたりもしていました。
部活に一生懸命な先輩たちの気持ちも十分理解できます。
失敗をして、自分の間違っているところに気付けなければ、
成長して前には進めないことは私自身の人生の中でもたくさん経験してきました。
それを乗り越えなければ成長も出来ないし、自分に自信も持てない。
誰もが最初からうまくいくことなんてないし、少しずつやっていけば
それが自信につながっていくんだと言うことを、
息子の目を見ながら向かい合って話しました。
悔しいという気持ちをバネにして、立ち向かってほしい
おかあちゃんの勝手なわがままかも知れないけれど
息子がやりたい、頑張りたいって入った部活を
早々簡単に投げ出したりしてほしくないとも思っていました。
でも、これだけじゃなかったんです。
学校に行くということが息子にとって何よりも苦痛になっていき
入学して2ヶ月経った頃、登校拒否になりました。